8月2日(日)
場所:神戸弘陵高校

 

「高校生に記念となる試合を」
この想いで、女子プロ野球3球団が高校生と交流戦をおこなった。
初戦は、神戸弘陵高校とフローラの一戦。神戸弘陵は、創部3年目にして全国優勝を果たすなど、すでに高校の強豪校。
初の全国制覇を成し遂げた際の胴上げ投手が、現在フローラのエース龍田美咲投手。その後も水流麻夏投手(アストライア)など、入団当初から即戦力として活躍する選手を多く輩出している。
この日の交流戦は2試合おこなわれ、1試合目からプロ顔負けの試合展開を神戸弘陵ナインは見せつけた。

神戸弘陵の先発“島野愛友利投手”は、中学時代に男子に混ざってプレーし全国優勝を果たすなど話題となった実力投手。
球速120㎞を上回る速球を投げ込む投球は、以前からプロの首脳陣も注目しており、対戦を楽しみにするプロ選手も多い中試合は始まった。 島野投手は、立ち上がりから期待通りの投球を披露し、プロ相手に空振り三振を取る姿は、誰もがその才能を感じるピッチング内容であった。

また、神戸弘陵打線の1番打者“才川珠貴選手”も非凡な才能を魅せた。
初回からヒットを放つと、3打席目にはフローラの次世代エースの坂原愛海投手から、ライト柵越えホームランを放つなど4打数4安打。
まさにプロ顔負けの野球センスを光らせた。

2試合目には、神戸弘陵ナインも待ち望んでいた卒業生“龍田美咲投手”との対戦。
ここでも神戸弘陵ナインは更に実力を見せつけ、フローラのエース龍田投手から連打で4得点を挙げたのだ。
女子プロ野球の試合でも、連打を許さない龍田投手をここまで攻略するとは、普段の練習を見てみたくなる程の打撃力を終始神戸弘陵打線はみせてくれた。

 

試合結果に関しては、2試合ともにフローラが勝利したものの、神戸弘陵の固い守備力と破壊力を感じさせる打撃力には、試合を観戦していた太田スーパーバイザーも舌を巻くほどのレベルの高さだった。

試合後、卒業生“龍田美咲投手”(フローラ)は後輩たちの姿にこうコメントを残した。
「私が入学した当時、創部したての神戸弘陵は常に“チャレンジ”の気持ちで全国の名門校と戦っていました。今日対戦した後輩たちも“チャレンジ”の気持ちを忘れず、そして何より元気に神戸弘陵野球で向かってきてくれました。それが何より嬉しかったです。今年は、コロナで思い通り練習も試合もできない沢山の悔しい思いがあると思いますが、後輩のみんなには、これからも常に何事も“チャレンジ”していってほしいです」

交流戦の初戦となったフローラと神戸弘陵戦。
高校生・プロの垣根なく、“大好きな女子野球”を通じて選手たちは交流を図り、お互いに刺激をうけた1日になった。

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