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【4月30日第2試合】一面記事

2019年05月01日


平成最後のヒロインは左腕エース

伏見桃山球場で行われた女子プロ野球・春季リーグ京都フローラ対埼玉アストライアは5-0で京都フローラが勝利した。
京都フローラ・植村美奈子、埼玉アストライア・甲斐田陽菜のサウスポー対決となった一戦。
この日、植村は、「雨も味方にできるように自分らしく思い切り投げ込みたい」と意気込む。
強い気持ちが投球にも現れ、序盤からフローラペースで試合が進む。

プロ初先発の甲斐田は1回、先頭の三浦にツーベースヒットを打たれると四球も絡み1死満塁のピンチを背負う。
「大丈夫大丈夫」とマウンド上で口にしながら緊張で足が震えながらも1球1球全力で投げ込む。

しかし、5番中村にライト前に運ばれ1点を失うと、続く三原には押し出しの四球を与えてしまい初回から2点を奪われる苦しい立ち上がり。


▲初回、緊張のマウンドからベンチに戻る甲斐田投手を励ます埼玉ナイン

対する植村はテンポのよいピッチングでアストライア打線に、的を絞らせず、ほぼ完ぺきな投球を披露する。
すると4回裏、フローラはアストライア2番手・山口から2死1,3塁のチャンスを作ると、3番村松がショートとレフトの間に落ちるラッキーなタイムリーヒットを放ち1点を追加。さらにこの回、岩谷と三原にもタイムリーが生まれ、5-0と一気に試合を優位に進める。
左のエースとして期待されながらここまで未勝利だった植村だったが、この日は最後まで球威が衰えず、終わってみれば強力アストライア打線をわずか3安打、3塁を踏ませない好投を見せ完封勝利。

平成最後の女子プロ野球公式戦となった一戦は、フローラの左腕エースによる平成最後の完封勝利で幕を閉じた。
フローラはこの試合の結果をうけ、春季リーグ優勝マジックを「1」とした。

植村は、試合後
「平成最後の試合で初ヒロインになれました!
やぁーーーーーっと1つ目の勝ち星を取れました。
正直ここまで勝ち星がつかないと不安で不安で仕方なかったです。
長かったけど、やっと一歩踏み出せました。
ここから、これから!
やるべきことをしっかりやり抜いて、令和元年も頑張ります」とコメント。
また、ファンからも
「平成最後の勝利投手、素晴らしい投球でした」
「ガンガン攻めの投球楽しみにしてます」など、
見事なピッチングをした植村にたくさんの喜びの声が寄せられた。


▼応援してくれたファンに感謝する植村



一方のアストライアは、植村を最後まで打ち崩す事ができず悔しい完封負け。春季リーグ優勝の可能性が完全に消滅した。
先発の甲斐田は、
「左バッターに苦手意識を持っているので、練習では左バッターを想定して次は絶対に三振を奪って自信をつけたいです。」とコメント。
次戦の登板では成長した姿に期待したい。


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