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【試合結果】7月1日(水)フローラvsアストライア第3戦
▲先発出場選手
京都フローラ対埼玉アストライア第3戦。
京都フローラ先発は今井巴菜。
対する埼玉アストライアは先日1番乗りで完封勝利をあげた水流麻夏。
初回は両者とも上々の立ち上がり。
しかし2回表。
5番みなみのタイムリースリーベースヒットから今井がアストライア打線につかまる。
7番坂口は左中間を破るタイムリーツーベースヒットでプロ初安打、初打点をあげると、続く8番三上にもタイムリーが飛び出し4-0。
▲初安打を放った坂口英里
フローラが早くも今井を諦めルーキー亀田をマウンドに送る。
その代わり端、1番中田のライト前タイムリーヒットを浴びる。
その後さらに1点を与えてしまい、6-0。
1死2,3塁の場面で打席には5番みなみ。
亀田が放った3球目。
ストレートを弾き返し、快音が響く。
レフト方向へグングン伸びる打球は大きな弧を描きレフトの柵を越える。
実に1年ぶりとなる特大アーチが飛び出す。
「去年はホームランが打てなくて悔しい思いをした」
と語っていたみなみだが、その悔しさを晴らすホームランとなった。
みなみは
「『流れを呼び込む打撃でチームを引っ張る!』とシーズン当初から意気込んでいた結果を残すことが出来たと思う。
詰まった感じもあったけど、うまくバットに乗ってくれスタンドまで届いた。昨年1本も打てなかった反省も含め、今シーズンは全球フルスイングの意識で打席に立っている。女子プロ野球の魅力を私のホームランで伝えていきたい!」と語った。
埼玉アストライアはこの回打者一巡の猛攻で一挙10得点をあげる。
その後両ピッチャーの投げ合いでスコアボードに0が並ぶ。
4回にフローラが1点を返し、5回表。
京都フローラは亀田からルーキーの東坊城にスイッチ。
6回表に1点を失ったが、最小失点に抑え粘り強いピッチングを魅せる。
▲5回より登板した東坊城夢来
最終回の7回裏、6番戎嶋、7番米田に連続ヒットが飛び出しチャンスメイクするが、水流の好投が勝り、試合終了。
14安打11得点、まさに本領発揮したアストライア打線が大爆発し、今シーズン初めて京都フローラに勝利した。
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■埼玉アストライア・新原監督コメント
野手陣が良く打ってくれた。全体的に試合前から良く振れていた。
前の試合を終えてから岩谷選手兼コーチと送ったアドバイスを、選手たちが理解して形にしてくれたと思う。
先発した水流選手は、しっかり抑えてくれ野手陣にも良いリズムを与えてくれた。本当に頼もしかった。
攻守ともに積極的に攻めていく野球を次戦以降もしていきたい。
■京都フローラ・川口監督コメント
2回の守備が全て。
ここ数試合見ていても点を取られている時に限って、先頭打者へのフォアボールを出している。
ここまでの試合と同じ要因が重なっていることに尽きると思う。
野手、投手共に大切なのは『自信』。
自信を持ってグランドに立てるかどうかで、勝敗が決まってくる。普段の練習が姿が現れると思っているので、そこに臨む姿勢を0から変えていきたい。