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【試合結果】ディオーネvsアストライア第14 戦

2020年09月30日


▲先発出場メンバー
 
ディオーネvsアストライア第14戦。
首位を走るディオーネと2位アストライアの一戦。
 
優勝マジック「3」が点灯しているディオーネが今日勝って前進するか、2連勝中と勢いに乗るアストライアが食らい付くのか、注目の対決となった。
 
先発投手を務めたのは、ディオーネが坂東瑞紀、アストライアは古谷恵菜。
 


 
試合は序盤から両先発が奮起し、3回まで両者ともに1人のランナーも許さない完璧なピッチングを見せる。
 
均衡を破ったのはディオーネ。
 
4回表2死から3番星川がレフト前を放ち、両チーム通じてこの試合初めての出塁に成功する。
 
その後4番金城がフォアボールを選び、21,2塁として6番竹内がレフトオーバーのツーベースヒットを放ち1点を先制。

 


 
ここまで完璧なピッチングを見せていたアストライア古谷は初ヒットを許し、集中力を切らしたのか、勝負所で投じた甘いボールが痛打される結果になった。
 
追いかけるアストライアは、その裏1死から2番田口がライトオーバーのスリーベースを放ち、すぐさま同点のチャンスをつくる。
 
しかし、相手先発坂東が丁寧なピッチングを続け3番泉は三振、4番岩谷はフォアボールを選んだが、5番みなみが三振に打ち取られ得点できない。
 
初回から好投を見せていた坂東の低めにボールを集める丁寧なピッチングがここでも光った。
 
自慢のクリーンナップを抑えられ、苦しい展開を強いられることになったアストライアだったが、意外な形で反撃に出る。
 
5回裏アストライアは、フォアボールとヒットなどで11,2塁のチャンスをつくり、この試合まで打率1割台と不振の続く9番三上が打席へ。
 
ここで「何が何でも積極的に打ちに行かせたかった」と1ボールから迎えた2球目に新原監督が送ったサインは、『ヒットエンドラン』。

 

この積極的な采配が功を奏したか、三上のバットが捉えた打球は、センター前ヒットに!


 
この打球で予めスタートを切っていた2塁走者がホームに生還し、アストライアが同点に追い付く。要所で投じた奇策が、ディオーネ先発坂東からこの試合初めての得点を奪う!
 
そして、アストライアの奇襲はこれだけで終わらなかった。
 
6回裏アストライアは、1死から4番岩谷がレフト前ヒットで出塁し、続くみなみの打席で相手のバッテリーミスが絡み、1塁走者が一気に3塁へ進塁する。
 
その後みなみはフォアボールで出塁し、11,3塁で6番髙橋を迎える。
 
ここで新原監督がまたしても奇策を講じる。
2ボール2ストライクと追い込まれた5球目、アストライアはスクイズを試みる。
ディオーネバッテリーが外角高めへ外した完璧なウエストボールだったが、髙橋はこのボールを片手1本でバットに当て見事にスクイズを成功させる!

 


 
新原監督の積極的な采配がここでも見事に的中し、アストライアがこの試合初めてのリードを奪う。
 
意地を見せたいディオーネは7回表、先頭の4番金城がヒットで出塁しこの試合初めてノーアウトのランナーが出塁する。

 


 
ここでディオーネ厚ヶ瀬監督は、5番竹内に送りバントのサインを送るが、まさかのスリーバント失敗に倒れる。

 

続く6番白石の打席では一塁走者の植村が盗塁を試みるが、アストライア泉の強肩に阻まれ、一瞬にして同点の走者を失った。

 


 
その後白石がフォアボールを選び今一度食らい付くが、最後はアストライア古谷が7番西山を抑えゲームセット。アストライアが首位攻防戦を逆転勝利に収めた。
 
投げては先発古谷が1失点と好投し5勝目。
 
打っては高卒2年目のコンビの三上,髙橋がそれぞれ打点をあげチームを救った。
 
試合後ヒロインに輝いた古谷は、
「初回から自分のピッチングをすることだけを考えていた。4回に初ヒットを打たれて得点を許したが、すぐに気持ちを切り替えられたことが良かった。絶対に逆転してくれると思っていたので野手を信じて投げられた。残りの試合も全て勝ってシーズン優勝ができるように、自分ができることを精一杯取り組みたい」
と、決勝点となるスクイズを決めた髙橋を横にコメントを残した。

 

新原監督の名采配も光り勝利したアストライアはシーズン優勝へ臨みを繋げた。
 
この試合で好投した古谷、ハーラートップの抜群の安定感を見せる水流、この二枚看板の存在は、他チームにとっても脅威になるであろう。
 
敗れたディオーネは、少ないチャンスで迎えた最終回の攻撃を作戦通りに攻められなかったことが足枷になってしまった。923()のマジック点灯後、未だ勝利が無くマジック消滅の危機を迎える可能性も見えてきた。早急な立て直しが求められる。
 
2020シーズンも大詰めを迎える中、未だ混戦の続く各チームの戦いに目が離せない。
 
試合の詳細はこちら

 

■新原監督
チーム全員で掴んだ勝利だと思う。ディオーネ先発の坂東選手が序盤からキレの良いボールを投げていて、1点勝負になることは覚悟していた。その中で投手・野手含めベンチにいる全員が力を合わせて勝つことのできた試合だった。先発の古谷選手は相手を力でねじ伏せる非常に良いピッチングを見せてくれた。シーズン序盤は結果の振るわない試合が続いていたが、試合を重ねるにつれ自分自身の気持ちをしっかりコントロールして試合に臨めてきており、試合中も安心して見ていられる。攻撃の方では序盤に相手先発の坂東選手の低目の変化球に手を出してしまっていた反省を、試合中に修正することができチャンスを作ることができた。そこで普段点を稼ぐ中軸の選手がチャンスをつくり、下位打線を打つ三上選手や髙橋選手が点をあげるなど、チーム全員が「何とかこの試合に勝ちたい」という気持ちの現れた攻撃ができたと思う。6回裏の髙橋選手の決めたスクイズに関しては、難しいボールだったので「正直失敗した」と思った()。奇跡的に決めてくれた髙橋選手を褒めたい部分と、チームとしても流れが良い状態で試合に臨めていると感じた。残りの試合も全て勝利できるようにリーグ戦ではなく、負けたら終わりのトーナメント戦だと思い11戦全力で勝ちにいきたい。
 
 
■厚ヶ瀬監督
相手のアストライアの選手たちに気持ちで負けてしまっていたと思う。相手の野手が身体を張って一つのアウトを守る姿勢、普通じゃバットに当たらないコースに飛び付いて決めたスクイズなど、勝利への執念が全面に出ていた。気持ちや意識の違いが今日の結果に大きく繋がっていると感じた。先発の坂東選手は序盤からボールを低目に集めた良いピッチングを見せてくれた。強いて言うなら疲れの見えてくる中盤以降、苦しい場面であと一歩持ち堪えられるように強い気持ちを持って次戦以降はマウンドに上がってほしい。打撃陣は久しぶりに相手の古谷選手に対して、積極的に打ちに行けない選手が多かった。それでも、4回に竹内選手が良い形で先制打を放ってくれ意地を見せてくれた。しかし最終回にノーアウトからランナーを出塁できたが、バントの失敗や攻撃が繋がらず、自分たちで首を締める結果で試合を落としてしまった。残り試合も少なくなっている中で何とか勝ち切れるように、スタメン変更・打順変更など使える手は積極的に使いこの流れを変えていけるように残りの試合に臨んでいきたい。

 

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